
診断の準備
平面図を描く
方眼紙を使用して,あなたの住宅の平面図(2階建の場合は1階のみ)を描いてください。耐震診断では、特に、方向別の壁の長さが重要です。従って、壁を太線で記入し各々の壁の長さを、間(けん)を単位としてそのわきに書き込んで下さい。壁の長さが半間に満たないものは、この診断法では無いものとして扱いますので、最初にはっきりと×印を付けます。また、窓・ふすま・障子・ドアなどの開口部分は特に記入しなくても結構です。(2マスで一間)
壁の長さの計算建物のはり間(縦)方向、けた行(横)方向別々に、壁の長さの合計を計算して下さい。その二つの値のうち小さい方の値(間)を、下図の”壁の割合の計算”欄のイに記入します。
壁の割合の計算 |
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イ |
壁の長さの合計(間) | |
ロ |
建 坪 (坪) | |
ハ |
単位面積あたりの壁の長さ (イ/ロ) | |
ニ |
必要壁長さ | |
ホ |
壁の割合(ハ/ニ) | |
建坪の計算平面図から、建坪を坪を単位として求め、上図のロの欄に記入します。
壁の割合の計算ハ欄の”単位面積あたりの壁の長さ”は、イ欄の”壁の長さの合計”を、ロ欄の”建坪”で割ることにより求められます。ニ欄の”必要壁長さ”は、平屋で軽い屋根=0.20、二階建で軽い屋根=0.52、平屋で重い屋根=0.27、二階建で重い屋根=0.59を選んで入れます。 ホ欄の”壁の割合”はハ欄の”単位面積あたりの壁の長さ”を、二欄の”必要壁長さ”で割ることにより求められます。この値は、別に転記しておいて下さい。
診断表の記入
A 地盤・基礎
非常に悪い地盤=30mよりも深い沖積層(軟弱層)、海・川・池・沼・水田等の埋立地および丘陵地の盛土地で小規模な造成工事によるもの、液状化の可能性があるところ。
やや悪い地盤=30mよりも浅い沖積層、埋立地および盛土地で大規模な造成工事(転圧・地盤改良)によるもの。
良い・普通の地盤=洪積台地または同等以上の地盤(上記以外のもの)
診 断 項 目 |
評 点 |
点数 |
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A |
地 盤 ・ 基 礎 |
良い・普通 |
やや悪い |
非常に悪い |
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| 鉄筋コンクリート造布基礎 | 1.0 |
0.8 |
0.7 |
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| 無筋コンクリート造布基礎 | 1.0 |
0.7 |
0.5 |
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| ひびわれのあるコンクリート造布基礎 | 0.7 |
診断適用外 |
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| その他の基礎(玉石・石積・ブロック積) | 0.6 |
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B 建物の形
診 断 項 目 |
評 点 |
点数 |
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B |
建 物 の 形 |
整 形 |
1.0 |
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平面的に不整形 |
0.9 |
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立面的に不整形 |
0.8 |
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C 壁の配置
診 断 項 目 |
評 点 |
点数
|
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C |
壁 の 配 置 |
つりあいのよい配置 |
1.0 |
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外壁の一面に壁が1/5未満 |
0.9 |
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外壁の一面に壁がない
(全開口) |
0.7 |
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D 筋かい
診 断 項 目 |
評 点 |
点数 |
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D |
筋 か い |
筋かいあり |
1.5 |
|
筋かいなし |
1.0 |
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E 壁の割合
診 断 項 目 |
評 点 |
点数 |
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E |
壁 の 割 合 |
1.8〜 |
1.5 |
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1.2〜1.8 |
1.2 |
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0.8〜1.2 |
1.0 |
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0.5〜0.8 |
0.7 |
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0.3〜0.5 |
0.5 |
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〜0.3 |
0.3 |
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F 老朽度
診 断 項 目 |
評 点 |
点数 |
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F |
老 朽 度 |
健 全 |
1.0 |
|
老朽化している |
0.9 |
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腐ったり、白蟻にくわれている |
0.8 |
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総合評点の求め方
総 合 評 点 |
A×B×C×D×E×F= |
診断結果の判定
総 合 評 点 |
判 定 |
今 後 の 対 策 |
| 1.5以上〜 | 安全です |
━ |
| 1.0以上〜1.5未満 | 一応安全です |
専門家の精密診断を受ければ、なお安全です |
| 0.7以上〜1.0未満 | やや危険です |
専門家の精密診断をうけて下さい |
| 0.7未満 | 倒壊または大破壊の危険があります |
ぜひ専門家と補強について相談して下さい |