漏水補修(雨漏り修理)を行う上で最も難しい点は、漏水箇所の特定になります。

雨が漏ると考えられる箇所は沢山存在しますが、具体的にそれが何処かを特定するのは非常に困難といえます。
建築業者や大工さんに診てもらったが、
「(雨漏り箇所が)特定出来なかった。」
「(漏水箇所を)補修して貰ったが、治ってなかった。」
「 今は漏ってないから、漏った時(雨の時)じゃないと解らない。」
「そろそろ建替えの時期だから、あきらめて建替えた方が良い。」
等の言葉を言われた事は有りませんか?
それは住宅を建てる業務と漏水原因を究明する業務は別の分野だからです。
例えば、自動車を製造している人が自動車の設計や開発が出来る訳では有りませんし、車の運転が上手とも限りません。

また自動車メーカーが最高のカーナビを開発出来るとは限りませんし、最良のホイールを製造出来る訳でもないからです。
つまり大工さんは全くの素人ではないだけで、あくまでも専門分野ではありません。
特に雨漏りに関しては躯体や構造とは因果関係のない水が関与している訳ですから、勘や経験だけでは補えないところが有って当然です。
次に何故そこが漏水したかが重要なポイントになります。
殆どの業者さんは仮に漏水箇所を特定しても、何故そこが漏水したか迄は考慮せずに補修工事を施します。

すると数ヵ月後〜数年以内に同一箇所若しくは同一原因によりふたたび漏水する可能性が高くなります。
偏頭痛を起こしやすい人は薬で治ってもしばらくすると偏頭痛になる可能性が高いですし、一生懸命ダイエットをして、せっかく痩せても再びリバウンドをしてしまう事なども同様の理由です。
つまり、主たる原因を究明・解決していないから繰り返してしまうのです。
普段歯を磨かず虫歯に成り易い人が歯の治療を施しても、同じ生活(歯磨き・プラークコントロール等を実地しない)をしていると、又虫歯になってしまうのは原因を解決していないからなのです。

漏水の原因も外的要因と内的要因の2種類が有りますが、最終的に外的要因から漏水が起こっても内的要因が解決されていないと再び漏水を繰り返す可能性が高いと考えて下さい。
なかには過去の漏水よりも症状が悪くなっている場合も多いようです。
私共、東海住建では科学的手法に加え専門知識と経験から漏水箇所の特定と漏水原因の究明・解決を目的として漏水調査を行っています。
現在、雨漏れが止まっていても小屋裏や壁内部では侵食が続いてないとも限りません。
住宅の長寿の為にもしっかりとした漏水調査をお勧めします。